箔押しとは、熱と圧力を用いて箔を紙面に転写する加工方法となります。
▼ 加工データの作成について
加工データの指示はベクター化で作成下さい。
画像での指定は受付不可となります。
[aiファイル][psdファイル]どちらの入稿でもベクター化をお願い致します。
▼ 箔加工データの作成について
線などにつきましては0.3mm以上での作成をお願い致します。
非常に細かい箔押しの内容となりますと「潰れ」などの発生が考えられます。
多少の「潰れ」や「かすれ」をご留意の上での商品作製は可能となります。
ただし完成商品の品質保証は致しかねますので予めご了承の程お願い致します。
文字の表現は目安での記載となります。
漢字・ひらがな・カタカナ:小塚ゴシック・明朝で7pt
アルファベット :小塚ゴシック・明朝で6pt
使用するフォントによりptでのサイズは違う場合があるのでご注意下さい。
▼ 箔押しのズレ許容範囲
加工の特性上、極めて細かい調整を行っても、わずかなズレが発生する場合があります。
当社では、以下の範囲内でのズレを許容範囲として管理しております。
許容範囲:±0.1mm ~ ±0.3mm
予めご了承の程お願い申し上げます。
▼ 箔押しの「潰れ」について
線幅が極端に細い場合や間隔が狭い場合には、転写が完全に行われずデザインの一部が不明瞭になることがあります。
より美しい仕上がりを実現するためには、箔押し加工に適した線幅や間隔への調整をお勧めいたします。
▼箔押しの「剥がれ」について
印刷濃度が高いと箔押しの圧着に問題が発生する場合があります。
画像素材の上への箔押し指定などが該当致します。
CMYKの合計値200%以下に抑えての入稿をお願い致します。
箔押ししたい箇所の下地に「ぼかし(ガウス)」などをご検討ください。

ニス加工とは、印刷面に透明のコーティング(UVニス)を施し、光沢や耐擦過性を付与する表面加工です。
▼ 加工データの作成について
加工データ(スポットニスの指示)はベクターで作成してください。
画像(ラスター)指定は受付不可となります。
入稿形式は[aiファイル][psdファイル]いずれも可ですが、ニス指示はベクター化をお願いします。
オブジェクトは統合・アウトライン化して抜け漏れ防止
▼フォントの表現について
ニス加工のみでフォントを表現する場合は大きさにご留意下さい。
例:黒地や濃い下地にニス加工で文字を表現する場合

※必ずしも色差を指定する必要はなくデザイン内容によりご選択下さい。
▼ ニス加工のズレ許容範囲
加工特性上、極めて細かい調整を行ってもわずかなズレが発生します。
許容範囲:±0.1mm ~ ±0.3mm(設備により変動)。
繊細なフチ取りや極小要素は避け、版を内側に絞る設計をご検討ください。
▼ ニスの「潰れ/かすれ」について
線幅が極端に細い、要素間隔が狭い、網が薄い場合、潰れやかすれが生じることがあります。
より美しい仕上がりのため、線幅0.3mm以上/要素間隔0.3–0.4mm以上を目安に調整してください。
多少の「潰れ」「かすれ」をご了承いただける場合は製作可能ですが、完成品の細部品質は保証対象外となる場合があります。
▼ 用紙の注意
専用のマット紙での商品作成とさせて頂いております。
高品質で大量印刷に向いた、定番の印刷方式「オフセット印刷」について解説しています。仕組みや特徴、どんな印刷物に向いているかを紹介。
・オフセットUV印刷
速乾性が高く、特殊紙にも適した「UV印刷」の特長や通常のオフセットとの違いをご紹介。印刷スピードや発色性にも注目です。
・プロセスカラーの注意点
CMYKによるカラー印刷で、思わぬ色ズレを防ぐための基本知識を解説しています。RGBとの違いや、仕上がり見本とのギャップが生まれる理由も解説。
・オーバープリントの注意点
見た目では分かりにくいけれど、印刷に大きな影響を与える「オーバープリント」。知らずに設定してしまうと、文字が消えるなどのトラブルも。初心者必見の解説です。